活用したいCT画像の様々な利用法
現在、CT画像は主に、インプラント治療や矯正治療の中で利用されています。 CT画像は、従来のパノラマやセファロといったデジタルレントゲンでは観察しきれなかった顎骨や歯牙、あるいはその周辺の組織構造そのものまで細部にわたり確認することが出来ます。 また、実寸を計測できますので、インプラント治療においては埋入するフィクスチャー、装填させるアバットメントや上部構造の設計段階にも活用されています。
CT画像をフルサポートするビューア機能を搭載
MEDIA PACSには、今まではヘビーユーザーに限られていた複雑な処理を簡単操作で実現し、画像を評価する上で必要な計測ツールを兼ね備えたビューア機能を含んでおります。
3DMPRを用いた画像展開、水平断像(axial)、前頭断像(coronal)、矢状断像(sagittal)といったそれぞれの断面表示とその構造的理解を補助する3D(VR)画像、画像を評価する上で必要な計測ツールを兼ね備えています。
このようなMEDIA PACSの豊かなビューア機能は、たとえ院内環境に大掛かりなCT装置が無くとも、CT画像の柔軟な画像展開を可能にします。
インフォームドコンセントにも効果を発揮
MEDIA PACS内の機能には、
・CT画像での実寸計測
・計測したCTデータのキャプチャリング
・キャプチャデータのDICOM保存
・レポーティング機能
などを備えております。
事前に確認した観察記録を22インチ高精細モニタに呼び出し、患者説明の際に活用したり、又、文書にして情報提供をしたりと、クリニック現場において付加価値の高い機能を提供します。